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絶縁物中 の塩素含有量について |
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| 絶縁物には多かれ少なかれ 腐食性の微量成分が含まれる。 これらの腐食性成分としては |
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| 塩素に代表される ハロゲン類、 硫化物に代表される イオウ、酸化作用の大きい りん などが |
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| 一般的です。 これらの中で特に日常的に関係するのは 塩素、イオウ でしょうね。 |
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| そこでこれらの成分の,絶縁物中の割合を調べて見ました。 |
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| 以下の表の値は ある種類の実測値なので メーカ・材質成分などで変動はあると思います。 |
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| 一応の目安にしてください。 |
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| これらの金属への腐蝕は下記の表内の数値だけでなくて 全体使用量も確認して総量からのこれらの |
| 腐食性ガスの発生量も重視するようにしてください。 |
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表 1 |
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材料名 |
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塩素イオン含有量 |
イオウ含有量 |
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(μg/g) |
(μg/g) |
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エポキシ樹脂 |
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1〜5 |
1〜10 |
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シリコンゴム |
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0.6 〜 5 |
ー |
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アクリルゴム |
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〜5 |
ー |
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分析法は右による。 |
イオンクロマトグラム |
ガスクロ・マススペクトル |
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| これらの量は一見して少ないように見えますが使用する製品においてはほんのわずかのこれらの |
| ガスが 金属を腐蝕して さまざまな悪さを示すことがありますので 注意関心をもってください。 |
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| この他に 常温硬化シリコーンゴムで オキシムという反応生成物を発生させて硬化する |
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| 脱オキシムタイプのシリコーンゴムでは その発生生成物が 銅などの細線と反応して銅を |
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| 腐蝕します。腐蝕された銅はついには断線して 回路の異常をきたし、最悪時には電気機器の |
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| 停止を招く事があります。 |
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| これは微量塩素ガスでも同じ事で特に銅、アルミなどに悪影響が見られるようです。注意しましょう。 |
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| これらの腐食性生物の同定には X線分析(EDX,XMA、X線回折)などが有効です。 |
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