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樹脂の変色 メカニズムについて |
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一般の樹脂には改質剤や硬化剤等の樹脂の色相に関する材料が配合されています。 |
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1)改質剤としては紫外線吸収剤が多く使用されます。これは樹脂成型品が |
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紫外線(UV)を吸収すると 変質やひび割れが生じて 強さや伸びが低下 |
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する事があるために加えます。この紫外線吸収剤に以下に示す発色団、助色団を |
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有する化合物を使用します。 |
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2)硬化剤としては 汎用的にはエポキシ樹脂(主材)の硬化剤としてアミン系化合物 |
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、硬化促進剤としてアミン錯体などがあります。 |
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これらの変色現象は 発色団,助手団という 発色機能を有する結合を元に |
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起こります。 |
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発色団とは C=N,N=N,N=O,C=O等の共有結合を有する化合物 |
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助色団とは NH2,OH,SO3H,COOH等を有する化合物 |
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エポキシ樹脂でも部分的に熱履歴を受けると変色します。 |
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これは 硬化剤や促進剤の残渣として残る アミン系(NH2)や 部分酸化による |
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C=Oなどの生成による事が関係します。 |
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又 空気中での放電によって 空気の窒素が活性化して NO x 化合物を |
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形成し、ガラス基板繊維表面に結合して 黄色の変色を示す事があります。 |
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これらの 変色部の結合量は 極めて 微量で 定量検出は 難 とされています。 |
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従って外観上 の変色がそのまま材料の特性低下をきたす事は少ない |
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ようです。あまりにも変色がひどいときは 特性評価して実態を知るべきですね。 |
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これらの変色部の分析には |
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イオンクロマトグラフィ や 赤外線吸収スペクトルで 概ね概要が把握できます。 |
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参考まで。 |
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