|
時々、無性に体が疼いた。 この熱っぽさはどこから来て、どうして、自分の体はおかしくなってしまうのだろう。 アンダーパンツの中で膨れるそれに指を絡め、シエロはうしろめたさに視線を逸らした。 「ん……っ」 掌全体で包み込んで、上下に扱く。息を詰めて意識を集中させると、スイッチが入ったように羞恥心を押し退けて甘い痺れがそこを支配した。左手でもどかしげにアンダーパンツを下ろしながら、貪欲に、より気持ち良く感じる部分を求めて右手を蠢かせた。 (ゲイル……ここ、こうしてほしい……) 露骨な望みがそのまま手の動きに表れる。押し殺した声の代わりに、濡れた先端を擦る卑猥な音。心臓がバクバクと胸を叩いて、顔も体も、手の中で弄ぶそれもひどく熱かった。 今、自分がしている行為を見てしまったら、ゲイルは嫌な顔をするだろうか。 「――……ふ、ぁあ」 指で鈴口をなぞった拍子に、つい我慢していた声が漏れた。一度堰を切ってしまったものは、もう自分では止められない。 もっと強く。もっと、深く。 抱かれている時と同じような艶かしい吐息に喘ぎながら、シエロはその瞬間へと自身を追いやっていった。 |