Wリーダーズ対談 7
リオン>PSP版幻水1&2発売おめでとうございます!
桜焔>・・・って幻水5は?
ティル>いいんだよ、僕達にとってはこっちの方が重要なんだから。
ユエ>主役だからな。過去の話に興味ねーし。
アルフィン>でも、それもオレ達にはあまり関係なさそうですね・・・マクドールさん・・・。
シエル>まあ、解放戦争も統一戦争もなかったことにされているからな・・・原作無視している私達には何とも言えないよ。
イザヤ>ところで今回はその為に集まったわけではないようですが・・・確か拍手でネタを頂いたとか・・・。
ティル>その通り!というわけで第一回「柳を笑わせようの会」を開催したいと思います!
リオン>ご提案有難う御座いましたー!柳さんの笑ったところ、僕も見てみたいです!
アルフィン>第一回ってことは第二回もあるのか・・・?
ユエ>その辺は深く突っ込むな。ていうか笑うのか?コイツ。
シエル>柳、そろそろ何か言っておかないと居ないと思われるぞ?
柳>・・・何も言う気が起きない。
桜焔>それにしても笑わせるって・・・無理だと思うけど・・・。
イザヤ>桜焔さんは見たことがないんですか?
桜焔>え?あー・・・。
アルフィン>はいはい、皆さんちゅうもーく。とりあえず柳が笑っている場面を調べてみました。 まず13歳の時の「六花・a」だろ。 「祝福の鐘」は・・・『笑みとは到底いえないような』だから微妙だな・・・まあ一応入れとくか。 あとは「ウタカタノユメ」と「幻霧」・・・・・・だけ、か? お題もキリ番も全部含めて四回って少ないなー。 そのうち桜焔が見たのは「ウタカタノユメ」のたったの一回・・・・・・桜焔、柳と一緒にいて楽しい?
桜焔>楽しいから一緒にいるわけじゃ・・・ていうかいつの間にそんなことを。
アルフィン>戦略を練る上で情報収集って大事だぞ。
リオン>桜焔さんの前でも一回だけなんですか・・・。笑わせるコツとかあるのかな? 桜焔さんは知ってます?
桜焔>こ、コツ・・・?
ティル>うーん・・・前例が少なすぎて参考にならないな。どう思う、副隊長殿?
シエル>まあ、そうだな・・・子供の頃は別として、戦争後は表情を崩すことすら滅多にないのだろう? 彼を笑わせるのは難しいと思うよ。
イザヤ>でしょうね。それに柳さん自身笑っている自覚がないようですし・・・。
ユエ>ごちゃごちゃ言ってても始まらねぇだろ。柳、とりあえず笑ってみろ。
柳>理由もなく笑えるか・・・。
リオン>お願いします、ちょっとでいいので笑ってみて下さい・・・っ。
柳>・・・・・・。
ティル>おや、リオンのお願い攻撃にちょっと戸惑ってる・・・。
ユエ>よし、いけリオン。そのまま押し切れ!
柳>・・・・・・悪いが、笑顔の作り方がよくわからない・・・無理だ・・・。
リオン>そうなんですか・・・・・・無理なこと言ってごめんなさい・・・。
柳>いや・・・。
ユエ>ちっ、かわされたか。
桜焔>だから無理だって・・・。
ティル>いや、試してみないとわからないよ?例えば面白い話をしてみるとかギャグを言ってみるとか・・・。
イザヤ>それを誰がするんですか?
ティル>副隊長、レッツゴー。
シエル>何故そこで私を指名する・・・?その前に此処で副隊長と言われると何となく困るのだが・・・。
ティル>や、何と言うか、見てみたいから?はい、いってらっしゃい(シエルの背中を押す)
リオン>シエルさん、頑張って下さい!
シエル>面白い話と言われてもね・・・。
アルフィン>! マクドールさん、ちょっと待っ・・・。
シエル>隣の家に囲いが出来たんだって。へー、かっこいー。とか?

一同>・・・・・・・・・・・・。

ユエ>うおっ!?何か今一瞬空気が凍ったぞ!?
ティル>まさか・・・まさかそんなベタなものでくるとは思わなかった・・・!
アルフィン>ああ・・・だから止めようとしたのに・・・。
イザヤ>赤月帝国近衛隊副隊長の欠点がギャグが寒いことだったなんて・・・ちょっとした衝撃ですね・・・。
アルフィン>しかも自覚無いんだよこの人。 うああー、出来れば一生知られたくなかったー。寧ろオレが恥ずかしいー。
ユエ>天然かよ・・・。
ティル>うん、まあね・・・前回辺りから薄々感付いてはいたけどね・・・。
シエル>そんな皆して固まるほどのものではないと思うんだが・・・。
リオン>で、ですよね!感性は人それぞれですし!
桜焔>リオン、それフォローになってるの・・・?
リオン>あ、ところで問題の柳さんは!?
柳>・・・・・・。
ティル>動揺した様子もないね。
イザヤ>それもある意味凄いような気が・・・。
ユエ>それで、次はどうすんだ?面白いこと言っても多分こいつは笑わねーぞ。
アルフィン>・・・・・・・擽れば?
ティル>アル、それは中々良い案だ(ニヤリ)
柳>(・・・・・・嫌な予感が・・・)
シエル>桜焔、そろそろ止めなくていいのかい?先程から口数が少ないが。
桜焔>うん・・・まあ・・・ちょっと、ね。止めても無駄なような気がするし・・・。 シエルさんこそ、止めるつもりはないの?
シエル>ん?ああ、好きにさせてみるのもいいかと思って。
イザヤ>シエルさん、それ完璧に保護者視点ですよ・・・。
リオン>あ・・・ティルさんがあんなこと言うから柳さんが身構えてますよ。
ティル>へぇ、抵抗するつもりなんだ?
柳>当たり前だ・・・。
ティル>よし、桜焔!柳を押さえ付けろ!
桜焔>ええっ!?何で僕が・・・!?
ティル>自慢じゃないけど柳に本気で抵抗されたら勝てる自信はない!
ユエ>あー、それは俺も無理だ。
リオン>柳さんに勝てるのって桜焔さんくらいですしね〜。
桜焔>言っておくけど僕だって百パーセント勝てる自信はないよ。 大体、こんなことに協力するつもりもないし・・・っ。
ティル>・・・ふぅん、柳の笑ったところ見たくないんだ?それとも怖いの?
桜焔>・・・・・・どうゆう意味?
ティル>そのままの意味だよ。 ねぇ、桜焔・・・君は現実を突き付けられるから怖いんだろう? 君じゃ到底辿り着けない場所があるって・・・・・・いたっ。 (シエルにデコピンされた)
シエル>そこまでだ、ティル。桜焔、先に帰るかい?
桜焔>っ・・・そうする。有難う、シエルさん。
リオン>桜焔さん、僕も行きます!途中まで一緒に帰りましょう!(追いかける)
シエル>(二人がいなくなるのを見届けて)  ・・・・・・ティル、危なかったな。もうすぐで殴られていたぞ。
ティル>へぇ、誰に?
シエル>桜焔か、リオンか、私か・・・あるいは・・・(柳をチラリと見る)・・・とにかく言動には気を付けろ。第一、君が口を出すことじゃない。
ティル>ご忠告有難う。何か、突っついてみたくなっちゃってね。
シエル>(反省してないな・・・) それじゃ、私も行くよ。また今度。
アルフィン>・・・あーあ、あれは怒ってるぞ・・・・・・あ、マクドールさん、待って下さい!
ユエ>・・・・・・ティル、お前敵作るの得意だな。
ティル>敵を作ってるつもりはないけどね。どうせ君はどうでもいいと思ってるんでしょ?
ユエ>まあな。
ティル>でもさっきのは柳にも責任があると思うんだけど。
柳>・・・何がだ?
ティル>君は聡いのか疎いのかよくわからないね・・・・・・あんまり鈍いと僕が取っちゃうよ?
柳>?
ティル>というわけで後のフォローは宜しく!(颯爽と去る)
ユエ>俺は御免だ。じゃあな。

柳>・・・・・・終わったのか?
イザヤ>そのようですね。とりあえずお疲れ様です。
柳>あいつらは・・・よくわからん・・・。
イザヤ>・・・でも、嫌いじゃないでしょう?
柳>・・・・・・さあな・・・。
イザヤ>あ・・・(少し驚いた顔で柳を見る)
柳>(何だ?と眉を顰める)
イザヤ>いえ・・・・・・そうゆう風にすれば良かったのにと思いまして。
柳>?
イザヤ>無意識ですか・・・本当に自覚無いんですね・・・。