GURPS SuperRobotWars 


 
 フフフ……ついにやっちまったぜ。
 ガープス・スーパーロボット大戦のテストプレイ、その第一弾である(第二弾があるかどうかは不明)。
 「ガープスとスパロボって、意外に相性がいいんじゃないか?」そう考えたのが、この企画の発端である。多彩な能力を持ち、その定義付けも作品によって異なるロボットたち。その表現のために、さまざまな能力をカバーしているガープスはうってつけだ。なによりガープス第四版では、ロボットや機械をキャラクターとして再現するためのルールが扱われている。
 ……イケる。
 私ことKMはざっとルールをまとめ、キャラクターとメカのデータを組んで、一人のプレイヤーに声をかけた。
 「君、Gガンダム好きだったよね?」
 
 原作ファンの方は笑って許してやってください。
 

 
【GM】 では始めましょう。
【ドモン】 それではガンダムファイトォォォ
【GM】 レディ……って、今回はスパロボであってGガンRPGではないのだよ(笑)。PCは君一人だけど。
【ドモン】 他の作品とも共闘してみたいところだねぇ、早いとこ。
【GM】 この企画が軌道に乗って、プレイヤーが集まればね。つまり、君の頑張り次第だ(笑)。
【ドモン】 なにいー!(笑)
 

 
【GM】 さて。場所はどこから始めよう? 時期はアニメ最終回の直後なんだけど。
【ドモン】 ならネオホンコンだな。
【GM】 相変わらずの水上生活者なんだろうか?
【ドモン】 む……ダウンタウンにほど近いマンションに間借りしているというのでどうだ。
【GM】 堕落したな、キング・オブ・ハート(笑)。
【ドモン】 レインも一緒だから気を遣ってるんだろう。例の事件の事後処理とか、いろいろあるだろうし。
【GM】 ほほう、同棲かねドモン君。……堕落したな(笑)。
【ドモン】 アレの後で何もなかったじゃ済まされないじゃないか(笑)。
 
 ※アレ…アニメ最終回のアレ。
 
【GM】 それはそうと、君はある日、ダウンタウンのあたりを散歩しているのだ。
【ドモン】 ジャンク船のじいさんとか、世話になった人たちに顔を見せておきたいからな。
【GM】 そうしていると、向こうの路地裏から数人の怒号が聞こえてくる。どうやらケンカのようだね。
【ドモン】 ただのケンカなら、別に珍しくもない。ちらっとだけ見て通り過ぎようとする。
【GM】 いや、どうも様子がおかしい。若者たち数人が少年一人を相手にしているようだし、どうも数人の方は武器を持ち出そうとしているようだ。
【ドモン】 武器なら俺も持ってるぞ。
 
 原作では、主人公のドモンはマントにハチマキ、日本刀の、傍目にはかなり危ない人である。
 
【GM】 いや、そうじゃなくて(笑)。
【ドモン】 わかってます(笑)。では、ここは路地裏の入り口から登場する例のアレで「おまえたち!」
【GM】【若者たち】 「っああん?」
【ドモン】 「戦いの意味とは、好敵手たちとの拳の交わりのなかで互いを高め合うことにこそある! その心を忘れたとき、戦いは憎しみしか生まない!」
 
 初対面の人間にいきなり戦いの意味を説く男、ドモン。
 
【GM】 ロム・ストールか、あんたは(笑)。しかも微妙に脈絡がないぞ。
【ドモン】 うむ。俺もちょっとキャラを間違えたかも、と思ったところだ(笑)。ここは単に「やめろ!」と叫んでおく。
【GM】 まあいい。「邪魔すんじゃねェ!」っと2人ばかりが躍りかかってくるが。
【ドモン】 「口で言っても無駄か……ならば!」身構える……までもないか。でも、こいつがザコだからといって容赦するとも思えないから、な。
【GM】 そうだねぇ(笑)。というわけで、練習も兼ねて戦闘をしてみよう。ガープス久しぶりだし。
【ドモン】 (データを見直して)すげ、ガープスでここまで強いキャラをやるの初めてだ!
【GM】 『妖魔夜行』は?
【ドモン】 いや、こいつは妖怪より強い(笑)。
 
 ドモンは500CPを使って作られたキャラクターである。最大の特徴「ガンダムファイター(「乗機」)」を持っていることを差し引いても、確かに並の妖怪より強力だったりする。
 素手で銃弾を止めたりビルを蹴って吹っ飛ばしたりする人たちですから……さすが今川アニメ、なんでもありだ。
 
【GM】 ではイニシアティブ。
【ドモン】 いや、まずはこー、主人公の強さを見せつけるシーンを入れないと(笑)。というわけで様子見。全力防御だな。
【GM】 (笑)わかった。(ころころ…)じゃ、それぞれナイフが命中。
【ドモン】 う、「受け」が14。…もちろんどちらもかわした。こっちの行動は連続攻撃で。まずナイフを持ってる腕に手刀を叩き込む。…成功だ。
【GM】 …もちろん防御できない。
【ドモン】 ダメージは…うお、11点。これでもほぼ期待値だ。
【GM】 体力20もあればな。劇中でやってることを見ると、もっとありそうだが(笑)。
【ドモン】 それこそモビルファイター並に、な(笑)
【GM】 で、一人は腕を押さえてうずくまる。
【ドモン】 まだ終わらんよ?(←それは別の人) もう一人に向けて…キックが当たってる。
【GM】 れ、連続攻撃か。ダメージを出してくれ。
【ドモン】 …16点。
【GM】 おおい! 生身の人間の攻撃で2ヘクス吹っ飛んだよ!(笑)
【ドモン】 アニメのノリならこんなもん。「……どうだ、まだやるか?」
【GM】【若者たち】 「くそっ、逃げろ!」怪我した仲間を引きずって逃げていく。……さすがに一般人でこの変態には勝てんか。
【ドモン】 つえー! ガンダムファイターつえー!!(笑)
 
 このGガンダムという作品、パイロットたちの生身の強さでは、歴代ロボット作品中間違いなく1、2を争う(と思う)。
 気合いを入れるだけで地面が割れたり、意味もなく金色に輝いてみたりと、かなり無駄な方向にではあるが。
 
【ドモン】 して、少年のほうは?
【GM】【少年】 「ちぇっ、余計なことしやがって……」とか言いつつ立ち上がる。ちょっとふらつくけど。
【ドモン】 「その威勢なら大丈夫だな」そのまま背を向けて去ろうとする。
【GM】【少年】 っと、その前に。少年ははっとした顔で君を見るよ。「あんた、もしかしてドモン・カッシュかい!? コロニー格闘技覇者で、ガンダムファイト優勝者の!?」
【ドモン】 なんて説明的な台詞を(笑)。「……そうだ」
【GM】【少年】 「た、頼みがあるんだ! オレに格闘技を教えてくれ!」
【ドモン】 「なんだと?」
【GM】 「頼むよ! オレ、あんたみたいに強くなりてーんだ!」
【ドモン】 まずはそっけなく断ればいいんだな? そうなんだな?(←落ち着きなさい) 「格闘技の道場なら、このネオホンコンにはいくらでもある。なんでも好きなものを学べばいい」
【GM】 「それじゃダメなんだよ! 誰よりも強くなるために、チャンピオンのあんたに教えてもらいたいんだ! このとーり! 師匠! 先生!」
【ドモン】 「誰よりも強く……か」ちょっと自嘲気味に笑って(笑)、「駄目だ。ただ強くなりたいだけの者に、流派東方不敗を教えるわけにはいかない。だいたい、俺は弟子を取る気なんかないからな」
【GM】【少年】 「くそー、ケチー!」そのまま走っていってしまいます。
【ドモン】 いいキャラだ(笑)。
【GM】 さて、知覚判定をしてごらん。
【ドモン】 (ころころ…)3成功。
【GM】 では、周囲の物陰からこちらを伺っている気配を感じる。
【ドモン】 む。
【GM】 君が辺りを気にしだしたのを感じ取ったのか、気配はスッと消えるよ。どうもあの少年のほうを伺っていたらしい。
【ドモン】 「……消えたか。フン、どうやら只者ではないらしいな」勝手に納得する。プレイヤーは分かってないけど(笑)。
【GM】 今川アニメ的だ(笑)。で、どうする?
【ドモン】 (ちょっと考えて)じゃあ、少年の走っていったほうへゆっくり向かってみよう。辺りを警戒しながら。
【GM】 そうしてくれ。じゃあシーンを区切ろう。
 

 
【GM】 さて、このシーンはネオホンコンの再開発地区から。
【ドモン】 よくドモンが特訓してる場所ね(笑)。
【GM】 そうそう。で、カメラは廃ビルの隙間にひっそりと建つ古い教会を映す。その周りでは子どもたちが遊んでいて、それを一人の女性が見ている……どうやら孤児院のようだ。
【ドモン】 もう展開の予想が付いた(笑)。
【GM】【女性】 「まあラオ、またこんな怪我をして!」あ、ラオってのはさっきの少年の名前ね。
【GM】【ラオ】 「なんでもねーよ。それよりあいつら、また押しかけて来たんだって?」
【GM】【女性】 「ええ……あなたたちのことを考えると、あの人たちの言うことを聞いた方がいいのかもしれないけれど……」
【GM】【ラオ】 「でもよ、この教会は、オヤジさんが先生に遺してくれたたったひとつの形見なんだろ? あんな奴らに渡せないよ!」
【GM】【女性】 「ラオ……あなたはそんなこと気にしなくていいのよ」
【GM】【ラオ】 「心配すんなよ、先生! オレが絶対にこの家を守ってやるからさ!」
【GM】【小さな男の子】 「兄ちゃん、かっこいー!」
【ドモン】【もっと小さな女の子】 「かっこいー!」
【GM】【少年】 弟や妹たちを見ながら、(みてろ、オレ一人だって……!)あ、これ内心の声ね。こっちの演出はこんなところだ。
【ドモン】 では、その様子を、ビルの上の無駄に危険な位置から見下ろしている俺(笑)。「そういうことか……」
【GM】 ああ、このシーンでは登場しないのね? じゃあこのシーンはこれで終わりだ。なんだ、僕しか喋ってないじゃないか(笑)。
【ドモン】 では家に戻るか(何かを期待する目←レイン好き)。
【GM】 ……(間)……なんだ、家に帰っても特にイベントはないぞ!? なにか、僕にあんたらのラブラブ天驚拳な生活を描写しろというのか!?
【ドモン】 それでこそファイター!
【GM】 だが断る!
【ドモン】 えー。
 
 ま、それでも面白いんだけど。そういうのはもっとギャラリーのいるときに(羞恥プレェですか)。
 
【GM】 気を取り直して次の日だ。
【ドモン】 なんとなく気になって、昨日の孤児院まで行ってしまう。
【GM】 すると、ちょっとした騒ぎが起きてるよ。
【ドモン】 なんだ?
【GM】 昨日の女性と、数人の黒服の男が押し問答をしている。さっさと立ち退かないとどうのこうの、という話のようだ。
【ドモン】 なるほど、わかりやすいね。子どもたちは?
【GM】 何人か固まって、教会のなかから不安そうに見ている。(ちょっと考えて)ラオの姿は見えない。
【ドモン】 男たちの後ろから現れる。「そこをどけ……」
【GM】【黒服ズ】 「なんだ、貴様? こっちの先約だぜ、なぁ姉ちゃん?」といって女性の肩に手をかけたりする。
【ドモン】 「ふん……悪いがそいつはキャンセルだ!」
【GM】 というわけで戦闘シーンは省略。次のカットには「覚えてやがれー!」といって退散する男たち(笑)。
【ドモン】 弱い(笑)。
【GM】【女性】 「あ、あの、ありがとうございます。でもあなたは……?」
【ドモン】 「俺は……」というところで説明シーンへ進んでくれ(笑)。
【GM】 勝手だ(笑)。まあいいけど。しかし、捕まえては蹴る殴るしてるだけでストーリーが進んでいくな。
【ドモン】 フッ、この俺にまともな情報収集なぞできると思ってか(笑)。
【GM】 殴り飛ばしておいてから「この男を知らないか?」の人だからねえ(笑)。
 
 ドモンが兄キョウジを探していた頃のエピソードである。なんて奴だ。
 

 
【GM】【女性】 「そうですか、ラオがお世話に……」ちなみにこの女性の名前はミウという。年齢は20代半ばぐらいかな。
【ドモン】 みんな覚えやすい名前だな。あのジャンク船の子ども、なんて名前だっけ。
【GM】 ミンとホイだ(笑)。
【ドモン】 「世話というほどじゃない。たまたま通りがかっただけだ」推測するに、この孤児院が立ち退きを迫られてる関係で、ラオが外で嫌がらせを受けていた……ってところかい?
【GM】【ミウ】 そんなところだ。「そんなことがあったなんて……これでは保護者として失格だわ」
【ドモン】 「……」それには答えず、腕を組んで窓から外を眺めている。
【GM】 その視線の先では子どもたちが遊んでいるわけだ。すると突然、部屋のドアが開かれるよ。
【GM】【ミウ】 「あらラオ、お帰りなさい」
【GM】【ラオ】 「先生! 昨日のやつら、また来たんだって!?」
【ドモン】 …………。
【GM】【ラオ】 「あっ、あんたは……」
【ドモン】 「昨日の話、やはり気が変わった。ついてこい」
【GM】 あ、やりたいことが見えてきた(笑)。
【GM】【ラオ】 「えっ。じゃ、じゃあ、俺に格闘技を?」 っつーことで、次は修行シーンだな。
 

 
【GM】【ラオ】 「で、何から始めればいいんだい、師匠!」
【ドモン】 「師匠はよせ」
【GM】【ラオ】 「わかったぜ、師匠! で、何から?」全然聞こえてないから(笑)。
【ドモン】 ……。「そうだな、まずは適当に攻撃してきてみろ」
【GM】 「えっ。わ、わかった!」なかなかスジのいい動きで殴りかかってくるが。
【ドモン】 それを流れるようにかわしていく。
【GM】【ラオ】 「ど、どうして当たらないんだ!? まるでオレの考えが分かってるみたいだ!」言うだけ(笑)。
【ドモン】 「どうした、そんな動きでは俺を捉えることはできないぞ!」こっちも言うだけ(笑)。で、しばらく攻撃させた後、ひょいと足をかける。
【GM】 それは派手にスッ転んでおこう。「す、すげえや……!」
【ドモン】 「……これが、明鏡止水の境地だ」(笑)
【GM】【ラオ】 適当なこと言ってるよ(笑)。「メイキョウシスイ?」
【ドモン】 「やましさやわだかまりのない澄んだ心、それが明鏡止水(ドモン「……で良かったっけ?」 GM「僕に訊くなよ」)。見ろ」と言ってそのへんの水たまりを指す。「静かな水面は鏡のように見る者の姿を映し出す。だが……」小石を投げ込むぞ。
【GM】 水たまりは波立ち、一瞬で君たちの姿をかき消す。
【ドモン】 「怒りや憎しみに乱れた心では、敵の動きを捉えることはできない。戦いの時も常に心静かであれ、そういうことだ」
【GM】【ラオ】 「うーん、わかったようなわかんないような……」
【ドモン】 っていうか、プレイヤーにも分かんねぇよ(笑)。
【GM】 東方先生も子どもの頃のドモンに石破天驚拳の極意を語ってたからな。しかもものすごく大ざっぱに(笑)。似た者師弟、こんなもんだろう。
【ドモン】 バカだからね、二人とも(笑)。
【GM】 バカだからね(笑)。
 

 
【GM】 さて。そのとき、孤児院のほうから怒号と悲鳴が聞こえてくる。
【GM】【ラオ】 「また、あいつら!」
【ドモン】 「……懲りない連中だ」
【GM】 言うなり、ラオは孤児院のほうへ走っていってしまう。
【ドモン】 追いかける。よくあるパターンだと、加勢を連れてきていそうね。
【GM】 うむ。人数も増えてるし、ブルドーザーやらショベルカーやらを持ち出してる。
【ドモン】 ふん、実力行使というわけか?
【GM】 ラオは今にも飛びかかりそうだ。
【ドモン】 それは押さえて、一応訊いておこう。「おまえたち、ここを立ち退かせてどうするつもりだ?」こう言っちゃなんだけど、地価は思いっきり低そうだし。
【GM】 たまにあんたらが暴れてるし、な(笑)。
【GM】【男たち】 「へッ、俺たちゃここに埋まってるモノに用があるのよ。そのために、このガキどもが邪魔なんでなぁ」
【GM】【ラオ】 「ふざけるな! おまえらなんかにオレたちの家は渡さないぞ!」
【ドモン】 「埋まっているもの……だと?」ネオホンコンを掘るとアレが出るぞ〜(笑)。
 
 ※アレ…増殖したり自己修復したりするアレ。
 
【GM】 まあバレバレだが!(笑)
【ドモン】 で、相手は何人ほど?
【GM】 20人ぐらいかな。重機に乗ってるのもいるぞ。
【ドモン】 モビルファイターを素手で倒せる人間に、今さらブルドーザーごときが相手になると?(笑)
【GM】 まあ、そうなんだが。そうこうしてると、男たちの一人がミウの腕を掴んで手下達に指示する。「さあ、こいつらを連れて行け!」
【ドモン】 では俺も動く。足手まといがいる状況では戦えないし。
【GM】 その前にラオがその男を殴り飛ばすよ。「先生を放せ!」
【ドモン】 あ、まずいパターン(笑)。「よせ! おまえは退がっていろ!」
【GM】【男】 「こ、このガキ! おいてめえら、やっちまえ!」つーわけで20人ほどが一斉にかかってくるよ。
【ドモン】 ち、子ども相手に! 適当な奴を殴り飛ばしながら「ラオ、おまえは家の中に入っていろ!」
【GM】【ラオ】 「いやだ、オレも戦う!」
【ドモン】 しかたない。孤児院の先生と他の子どもを先に家に入れて、ラオをかばう位置で戦おう。
【GM】 じゃ、君が子どもたちを孤児院へ誘導したところでイベント。さっきの男がラオに殴りかかってくるんだけど、その瞬間に修行シーンがカットバックで入って(笑)さっき君が見せた動きでスススッとかわし、投げ飛ばす。
【ドモン】 おお。
【GM】【ラオ】 「へへっ……やったぜ! 師匠、見てくれたかい!?」調子に乗る(笑)。
【ドモン】 む。……かわいそうだが、調子に乗ったからには言わなくてはなるまい(笑)。「ラオ! よそ見をするな!」
【GM】 はい、ありがとう(笑)。その瞬間、響く銃声。スローモーションでラオが倒れる。その先には、さっき投げ飛ばされた男が尻餅をついた姿勢のまま銃を突き出している。そんなシーンだ。
【ドモン】 「ラオ!」駆け寄って抱え起こすぞ。
【GM】【ラオ】 「へへ……師匠の言うとおりだ……メイキョウシスイの気持ちを忘れちまった瞬間、このザマだぜ……」
【ドモン】 「もういい、しゃべるな!」怪我の様子はどう? できる限りなんとかしたいんだけど……。
【GM】 言ってしまうが、死なせるつもりはないよ。他のガンダムと違って、Gガンは人が死なないのだ(笑)。
 
 トミノ(略)。
 
【GM】 ラオはそれだけ言って目を閉じる。視聴者に「死んだ?」と思わせる場面だ。
【ドモン】 うぃ(笑)。「くっ、この……バカ弟子が……!」
【GM】 撃った男はしばらく呆然としていたが、「こうなりゃ、まとめてやっちまえ!」男たちが一斉に銃を取り出す。
【ドモン】 「…………」 それに背を向けたまま、動かない。
【GM】 ふむ。君のやりたいことは分かったよ(笑)。では、動かない君に向けて、男たちの構えた銃が一斉に火を噴くぞ。無駄に3カットぐらい使って(笑)。
【ドモン】 舞い上がる硝煙と砂煙。
【GM】【男たち】 今のうちにやられ台詞を吐いておこう。「へ、へへ……バカな奴だぜ。大人しく俺たちの言うことを聞いてりゃ、死なずに済んだのによ!」 そして風が砂煙を吹き払う、と!
【ドモン】 さっきと変わらない姿勢でそこにいる俺。
【GM】【男たち】 「な、何!? 生きているだと!?」
【ドモン】 無言で立ち上がるぞ。ゆっくり両手を開くと、キンキン、と軽い音を立てて指の間に挟まれていた銃弾が落ちる。そして、右手に浮かび上がる紋章!!(笑)
【GM】 やっぱりそう来るのか。じゃあこっちも言わねばなるまい(笑)。
【GM】【男たち】 「バカな、銃弾を素手で!?」
【GM】【男たち】 「お、思い出したぞ……! あいつはコロニー選手権覇者でガンダムファイト優勝者、キング・オブ・ハートのドモン・カッシュ!」
【ドモン】 このタイミングで思い出すのがミソね(笑)。「おまえたち、覚悟は出来ているだろうな……!」
【GM】 再び戦闘シーンは省略するぞ。つぎのカットでは君の周りに死屍累々だ。
【ドモン】 ではラオを抱き上げて孤児院まで運ぶ。
【GM】【ミウ】 「ラオ、しっかりして、ラオ!」
【ドモン】 「すまない……俺のせいだ」 応急処置をしてから、レインに連絡を取る。
【GM】【レイン】 「どうしたの、ドモン?」と天野由梨声が(笑)。
【ドモン】 うおお(悶)。いや、そんな場合ではなかった(笑)。「レイン、今から言う場所にメディカルチームを寄越してくれ!」
【GM】【レイン】 声優に復帰して良かったね、天野由梨(笑)。「ええっ!? 一体何が――」
【ドモン】 「いいから早く!!」
【GM】【レイン】 「わ、わかったわ、ドモン!」
【ドモン】 後は待つだけか……。
【GM】 ではマスターシーンだ。
【ドモン】 ああ、俺の中ではすっかりクライマックスシーンだった(笑)。
【GM】 まだメカ出してないでしょうが。
 

 
【GM】 君にやられて倒れてた男の一人が、電話を取り出してどこかへ連絡する。
【GM】【男】 「こ、こうなったら仕方ねえ。アレを活性化させろ!」
【GM】【電話の声】 「!? し、しかし……」
【GM】【男】 「やれ! 奴ごと叩きつぶしてやる!」
【ドモン】 うーん、いい感じ(笑)。
【GM】 やられ役は徹底的にやられ役にならんと(笑)。で、だ。孤児院の中にいる君たちを、いきなり激しい揺れが襲う。
【ドモン】 「くっ、これは!?」
【GM】 同時に、君のシャッフルの紋章が輝き始める。
【ドモン】 「こ、この反応は……!」って、そんな便利なもんだったか、これ?
【GM】 ノリだ!(笑)
【ドモン】 オッケイ!(笑)
【GM】 そして、孤児院から50メートルほど離れたところから、地面を割ってデスアーミーが2体ばかり姿を現す!
【ドモン】 「デスアーミー!? まさか、まさか奴の欠片が生き残っていたというのか!?」
【GM】【ミウ】 「に、逃げましょう、ドモンさん!」
【ドモン】 「今ラオを動かすわけにはいかない! ここは俺が守る。あんたは他の子どもを連れて逃げてくれ!」
【GM】 そうだなあ……よし。ミウはラオのほうをちらっと見てから、子どもたちだけを裏口から走らせるよ。
【ドモン】 「あんたも行くんだ、早く!」と関智シャウト(笑)。
【GM】【ミウ】 彼女はゆっくりと首を横に振る。「この子一人を置いていくわけにはいきません」で、君の目をまっすぐに見つめて「……この子があなたを信じたように、私もあなたを信じます!」
【ドモン】 (思わず)うおおおお、萌え!
【GM】 ……浮気者め(笑)。
【ドモン】 い、いや、今のはプレイヤー発言(笑)。ふっと笑って、「わかった。そいつについててやってくれ!」 飛び出すぞ!
【GM】 デスアーミーは君のほうへ向かってくる。
【ドモン】 「さあ、来い!」
【GM】 来い、とな。じゃあ君は後攻だ。
【ドモン】 えー(笑)。
 
 戦闘に入る前に少し説明を。ドモンたちのような「生身でも巨大ロボットと戦えるキャラ」を表すために、今回「ユニット相当」という特徴が追加されている。この特徴を持つキャラのダメージは、ユニット戦闘においてもそのまま適用できるのだ(人間サイズのキャラクターがユニットに攻撃した場合、通常はダメージが100分の1になる)。
 
【GM】 まだガンダムは呼ばないのね?
【ドモン】 今さらなんでメカに頼ろうものかー!
【GM】 決着は生身で付けようぞ! って……死ぬぞ。
【ドモン】 わかってます(笑)。まずは実力を見定めることにする。主に自分の(笑)。
【GM】 んじゃ2体の攻撃! 棍棒で殴りかかってくる。…外れ。…当たり。
【ドモン】 これって素手で「受け」てもいいの?
【GM】 できる。ロボットでの戦闘とまったく同じように扱ってくれ。
【ドモン】 ならば…かわした!
【GM】 「ユニット相当」キャラの場合、たいてい防御判定はロボットより良くなるからな。防護点がないから、当たると悲惨だけど。
【ドモン】 そ、そうか。当たったときのことをまったく考えてなかった!
【GM】 だぁからお前はアホなのだぁ!(笑)
【ドモン】 師匠〜!(笑)
【GM】 それはともかく、そっちの行動だよ。
【ドモン】 目標値を4点下げて(←「トリック攻撃」のことである)ドモンキーック! …成功!
 
 なんだドモンキックって(笑)。
 
【GM】 …まあ「よけ」られんな。
【ドモン】 ダメージは…11点だ!
【GM】 (ころころ…)おお!? しかも転倒した! いいや、面倒だし、コイツはこれで沈んだことにしておこう。
【ドモン】 つえー! ガンダムファイターつえー!!(笑)
【GM】 調子に乗るな(笑)。もう一体の攻撃…ほら命中。
【ドモン】 …かわすさ、そんなもの。こっちは<準備>。日本刀を抜き放つ!
【GM】 来ませい! あと、攻撃の時にはなんか台詞よろしく!
【ドモン】 ガンダムと言えば戦闘中の会話だからな! 「はあああッ!」 命中! あ、全力2回攻撃ってことにしておく。
【GM】 え? いいけど。先に2回「よけ」ておくぞ…1回かわしてる。
【ドモン】 もひとつ(ころころ…)…命中! …そして連続攻撃分が命中! 「まだまだぁぁ!」
【GM】 あ、そうか。じゃもう1回…よけてない。
【ドモン】 ダメージは…15点と24点の切り!
【GM】 なにい!? そんなに強かったっけ?(←データ作った人)
【ドモン】 「武器の達人」やら何やらで5D+2である。
【GM】 むう。だがまだ倒れない。
【ドモン】 あ、あれ?(笑)
【GM】 焦りすぎたな。こっちの攻撃が…しかも当たってる。ダメージは14点。
【ドモン】 ぐはあ! 弟子と同じパターンとは……(笑)。
【GM】 僕はまた狙ってるもんだと思ったよ(笑)。ともあれ、そっちのターン。
【ドモン】 「ぐっ! だが、この程度で俺を倒せると思うな!」ってデスアーミー相手だとなんか間抜け(笑)。
【GM】 自業自得だ。本当になっちゃいないぞ(笑)。
【ドモン】 そしてふたたび全力攻撃! 今度はダメージ増加で4点ペナルティ。…命中!
【GM】 懲りろよ!(笑) …今回はかわしてないけど。
【ドモン】 (ザラザラ…)ダメージ30点!
【GM】 さ、さんじゅってん!? 沈んだよ、そんなもん。
【ドモン】 つえー! ガンダムファイターつえー!!(笑)
【GM】 うるせー!(笑)……しかし、この感じだとゴッドガンダムすら10秒ぐらいで倒しかねんな。
【ドモン】 相手が精神コマンド使わなければ、ね。あ、さっき精神コマンド使っても良かったんか?
【GM】 いやいや、まだ終わりませんよ? 君が2体目のデスアーミーを片付けた直後、さらに君の紋章が強く輝く!
【ドモン】 「くっ……この反応、そしてデスアーミー! やはり、奴か!!」
【GM】 フフフ。みなさんお待ちかねー。
【ドモン】 ストーカーだ(笑)。
【GM】 君の目の前の地面を割って、巨大なものが姿を現す! そう、それは巨大なガンダムの顔だ! って文章にするとどうしてもギャグになるな、ガンダムヘッド(笑)。
【ドモン】 (笑)
【GM】 まあそんなわけで、ガンダムヘッドが1体登場する。
【ドモン】 「まだDG細胞が残っていたのか!」 背後の孤児院をちらっと見て、「だが、俺はここで退くわけにはいかん!」
【GM】 おおお!
【ドモン】 「そう、師匠やキョウジ兄さん、そしてあの子たちのためにも!」 無駄にポーズを付けて! 「出ろおぉぉぉぉ! ガンダァァァァァァム!!(指パッチン)」
【GM】 君の呼びかけに応じて、ゴッドガンダムが姿を現す! なぜかいつも水中から!
【ドモン】 そしてなぜか次のカットにはガンダムに乗り込んでる俺!(笑)
【GM】【ガンダムヘッド】 「キシャアアアア!」……って、こんな鳴き方したっけ、こいつ?
【ドモン】 そもそも鳴いたか?
【GM】 うーん? まあいいや、進めよう。イニシアティブを振りたまえ。いつもどおり反応速度+1Dだ。
【ドモン】 「ガンダムファイトが終わって、またおまえと一緒に戦うことになるとはな。ゴッドガンダム!」イニシアティブは11。
【GM】 おお、いい台詞。こっちは…最低の6だ。
【ドモン】 ということは、「よけ」は8か9かね。
【GM】 おう、しまった!(笑) 
【ドモン】 「あの悪夢を繰り返させはしない! いくぞ!」 とりあえず飛び道具だ……ってバルカンもマシンキャノンもついてねええ!?
【GM】 うむ、作成がめんどくさかったので割愛した(←作った人)。
【ドモン】 ガッデーム!(笑)
【GM】 いろんな人の台詞ネタが出てくるな、今回(笑)。
 
 さすがは(異端とはいえ)ガンダム作品である。
 
【GM】 ま、既存の武器から即興でデータを考えてもいいけど……口径が60mmぐらいだから……せいぜい1D弱だよ?
【ドモン】 アニメでもほとんど通用してなかったからね。じゃあ隣接でいい? ここはおとなしくパンチでもしておくよ。
 
 パンチはバルカンに比べておとなしいのか?(笑)
 
【ドモン】 4点ペナルティかけて…命中! ダメージは19点!
【GM】 ちょっと通ったね。まだまだ。
【ドモン】 連続攻撃は2点かけて(ころころ…)17! ファンブルだ!!
【GM】 いきなりか!(笑)
【ドモン】 …ファンブル表は13です(低姿勢)。
【GM】 次のターンまで何もできず、能動防御は−2。
【ドモン】 「……くっ! 以前より動きが速くなっているだと!?」(笑)
【GM】 ごまかした(笑)。
【ドモン】 ま、まあここでピンチを演出するのも悪くない。
【GM】 ピンチ早いよ(笑)。じゃあこっちの攻撃いくぞ。体当たりをさせてもらおう。データ的にはパンチだけど。…当たり。
【ドモン】 …ペナルティがなければかわしてたのにー!
【GM】 はいはい(冷)。ダメージは22点ね。
【ドモン】 「突き飛ばし」には抵抗できるの?
【GM】 あー……今回は判定なしでいいや。テンポ重視。
【ドモン】 わかった。スパロボのノリだとゴッドフィンガーでもなんでも使うけど、Gガンダムとしてはイベント的に一押し欲しいぞ。
【GM】 わかりましたよ(笑)。なんか考える。
【ドモン】 こっちは「ここで戦うわけにはいかない!」と組みつく。戦場を移動させよう。
【GM】 思いっきり先制でパンチしてたじゃないか(笑)。
【ドモン】 ううう(笑)。
【GM】 まあいいよ、そのあたりは演出ってことで。ミウが孤児院の前からガンダムを見上げて、「まさかドモンさん、私たちのために!?」とうるさい演出を挟んでおく(笑)。
【ドモン】 「ここまで来れば大丈夫か……!(←どこまで行ったんだ?)」次はビームソード準備…で攻撃! 命中!
 
 以降、こんな感じで3ターンほど殴り合いが続く。GMはその間に、どのように押しをかけようか考えていたりする。
 
【ドモン】 だー! コイツのHP、いくらあるんだ!?
【GM】 もうちょい。せっかくだから演出勝ちしてくれ(笑)。
【ドモン】 相手がしゃべる奴なら論破して勝ち、とかあるんだけど、ねえ。
【GM】 あのアニメ、論破ってもあのレベルだよ? 『お前が10発のパンチを撃つならば!』
【ドモン】 『俺は10体のガンダムになって受け止める!』(笑)
【GM】 却下だ、そんなもん(笑)。
 
 ※本編第35話「決着の時! 豪熱マシンガンパンチ」より。
 いまだにあの理屈の意味がよくわからない(笑)。
 
【GM】 よし、じゃ演出挟むよ。そのとき君に通信が入る。レインからだ。
【ドモン】 「どうした、レイン!?」
【GM】【レイン】 「ラオ君を回収したわ! でも、孤児院を出たところで囲まれて……!」
【ドモン】 「わかった、すぐに行く!」飛んで行きたいけど……?
【GM】 ゲーム的な処理としては、そのまま戦闘が続いてると考えて。ターンとターンの間の演出だから、好きに動いてくれていい。
【ドモン】 なら、飛んでレインのとこまで行くよ。
【GM】 上空からは、レインの言葉どおり、無数のデスアーミーに囲まれた小さな輸送機が止まっているのが見える。
【ドモン】 無数の!?(笑)
【GM】 いや、絵的に(笑)。見ているうちに、その間からガンダムヘッドが数体、姿を現すぞ!
【ドモン】 もう何でもありだな(笑)。じゃあ、その側に着地。「レイン、無事か!?」
【GM】【レイン】 「ドモン、急がないと!」
【ドモン】 「わかっている! お前もいるんだ、1匹だって通させはしない!」
【GM】 さあ、この場をどう切り抜けるか考えてくれ。ここから戦闘を再開するから。
【ドモン】 敵は増えてるの?
【GM】 うん、まあ、はじめの1体以外は背景と考えて(笑)。でも、演出勝ちしなきゃいけないのは同じだからね。
【ドモン】 うぃ(笑)。ならば、俺のやることはひとつ! 「DG細胞を残らず叩きつぶすまで、俺は戦う!! ……ゆくぞっ! 流派! 東方不敗の名の下に!!」
【GM】 よし、来い! ちなみに台詞間違えたら発動しないから、そのつもりで!
【ドモン】 ええ!?(笑) 「(深呼吸)俺のこの手が真っ赤に燃える! 勝利を掴めと轟き叫ぶ!! ばぁぁく熱! ゴッド・フィンガァァァァ……!!」ガンダムヘッドに、というかその本体のデビルガンダムに向けて! 「石破!! 天驚ぉぉけぇぇぇぇん!!!」
 
 なぜか一同爆笑。脳内で関智一氏の声に変換してお読みください(笑)
 
【GM】 命中判定はパス。ダメージを出すがいい!
【ドモン】 ダメージは80点ぴったり! (素に戻って)……なに? これ実ダメージ換算だと8000点?(笑)
【GM】 うん、そう(笑)。では、君の攻撃を受けて、デビルガンダムはガンダムヘッドごと吹き飛……。
【ドモン】 「まだまだぁぁ!」そのまま空中で両手を左右に開く! 周りの敵に向けて、それぞれ片手で石破天驚拳を掃射!!
【GM】 なんじゃあそりゃあああ!!(爆笑)
【ドモン】 ふ。これぞローリングツインバスター天驚拳(笑)。
【GM】 ま、まあいい。残った敵も、その攻撃を受けて消し飛んでゆく!
 
 周囲の街は無事なのかとか、そういう細かいことは気にしてはいけない。
 
【ドモン】 敵を倒したことを確認してから、着地。「レイン! 二人とも、無事か!」
【GM】【レイン】 「え、ええ。ありがとう、すぐに病院へ向かうわ!」
【ドモン】 「頼んだぞ……!」
【GM】 君が遠ざかる輸送機を見送ったところで、このシーンは終わりだ。あー長かった(笑)。
 

 
【GM】 後は後日談だね。特にやりたいことがなければ、病院からかな。
【ドモン】 レインを連れて病院を訪れる俺。
【GM】 むしろ連れられてるのは君だろう(笑)。「お二人には本当にお世話になって……」と病室でミウが言うところからだ。
【ドモン】 「いや、元はといえば俺のせいでもあるからな」
【GM】【レイン】 「ホントよ。私を置いて、いつも危険なことばっかり!」
【ドモン】 「あー。それはその、すまん(笑)」
【GM】 その様子を見て、ベッドに寝たラオがニヤニヤと笑う。
【GM】【ラオ】 「へへへ、師匠にも勝てない相手がいるんだな?」
【ドモン】 サイ・サイシーか、てめー(笑)。「う、うるさい。怪我人は静かにしていろ」
【GM】【レイン】 「でも、今度の事件……」とレインが心配そうな様子で君のほうを向く。
【ドモン】 「ああ。DG細胞は生き残っている。まだ俺たちの戦いは終わっちゃいない、ってことか」
【GM】【ラオ】 「へへ、そのときにはオレも加勢するぜ!」
【GM】【ミウ】 「まあ、この子ったら!」
【ドモン】 「フッ。期待しておくさ」
【GM】 と、君は病室の窓から外に目を転じる。さ、何か台詞で締めてくれ(笑)。
【ドモン】 ええ!?(笑) じゃあ心の中で言う。「そう、俺はあの悪夢を繰り返させはしない。見ていてください、師匠、兄さん……!」
【GM】 OK(笑)。ではこのへんで終わりにしよう。
【ドモン】 お疲れー。っていうか、叫びすぎで疲れた(笑)。
【GM】 本当だよ(笑)。


 

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