名称:その武器の名称。

回避修正:そのシールドを用いて回避判定を行うとき、目標値に加えられる修正。低いほど(負の値の場合、絶対値が大きいほど)よい。

装甲値:盾による回避に成功した場合、相手の武器の貫通力から装甲値を引いた値が軽減判定の目標値となる。

耐久性:盾による回避に成功した場合、軽減判定で振ることのできるダイスの数。盾の持つダメージゲージの数はあくまで機体などと同じ10個であることに注意。盾へのダメージは、修理にかかる費用や時間を計算する際に関係する。

処理(処理能力):その武器を扱うのに必要なメインシステムの処理能力。

重量:全備状態での重量。単位はトン。

Size(サイズ):その武器の大きさ。ある部位に固有のハードポイントを超えるサイズの武器は装備できないか、装備しても行動に不利な修正を受ける。

入手:その武器の入手難度。左の数字は入手ポイント、右のアルファベットは入手ランク。

備考:簡単な説明の他、特殊な属性を持つ場合はそれも併記。

 

 

特殊ルール1:特に指定がない限り、盾は手持ち武器としても固定武器としても使用できる。固定武器とする場合、通常は腕に装備することになる。他の部位に装備することもできるが、その場合は「作業性」による修正が受けられなくなってしまう。

 

特殊ルール2:重量やハードポイントが許すなら、盾を2つ以上装備することも可能である。装備している盾すべての回避修正を合計して判定を行うこと。敵の攻撃がどの盾に当たったかは、完全にランダムで決定すること。盾のサイズによって命中箇所に偏りが出るといったことはない。

 

特殊ルール3:盾の有効性はTLが進んでも大きく変わることがない。機体の装甲と同じく、シールドの防御力もまた兵器の攻撃力と均衡しながら発展を続けていくのである。

キャンペーンの舞台のTLがその武器の登場するTLより1進むごとに、以下の特典のうちひとつずつを選択すること。

 

@装甲値または耐久性が1点増加する(重ねて選択してもよい。ただしこの場合、先に装甲値を増加させたなら次には耐久性、さらに今度は装甲値……と交互に増加させること)。

A重量が2割減少する。

B入手ランクが一段階低下する。

C入手ポイントが半減(端数切り上げ)する。

 

 

TL0

名称

回避修正

装甲値

耐久性

処理

重量

Size

入手

解説・備考

 

ショルダーシールド

+0

1.0

3C

肩や背面などに取り付け、死角からの攻撃をカバーするもの。かならず固定武器として装備する。

 

ガンシールド

−1

武器+0.8

武器+1

3C

砲撃武器に取り付けることで、前面からの攻撃を防ぐもの。固定武器には取り付けることができず、この盾自体も手持ち武器として扱われる。

 

小型シールド

−1

1.2

4C

直径2m前後の盾。小型であるため防御性能は低いが、それゆえにリフレック加工をはじめとする様々な強化が施しやすいという長所がある。

盾の裏側に小型の武器などを装備可能なハードポイントまたはウェポンラック1点(内蔵)を備えたタイプのものもあり、その場合の重量は1.3、入手は5Cとなる。

 

中型シールド

−2

2.5

6C

TFの半身を覆う程度の大きさの盾。盾のなかでは最も多く使用されており、そのバリエーションも様々である。

盾の裏側に小型の武器などを装備可能なハードポイントまたはウェポンラック2点(内蔵)を備えたタイプのものもあり、その場合の重量は2.7、入手は7Cとなる。

 

大型シールド

−4

4.1

10B

TFのほぼ全身を覆う大きさの盾。やはり重量の問題から運用できる機体に限界があるため、主に拠点防衛用などに用いられる。

盾の裏側に小型の武器などを装備可能なハードポイントまたはウェポンラック3点(内蔵)を備えたタイプのものもあり、その場合の重量は4.4、入手は11Bとなる。

 

TL2

リフレック・マント

−3

0/4

特殊

特殊

特殊

対レーザー用の防具であるリフレック・マントを盾として使用した場合のデータ。必ず片手(に相当するマニュピレータ)が空いている必要がある。

レーザー以外の攻撃を受けることもできるが、マント自体は非常に脆いため、それらの攻撃の破壊力は1段階大きくなったものとみなす。