属性について 遅…発射速度または弾速が遅いため、高速の目標を狙い撃つことに向かない。相手との「スピード」の差による命中目標値へのペナルティが2倍になる。「遅2」ならペナルティは3倍になる。 精…精密射撃。特に精密な射撃を行うために作られており、「狙い」をつけることで命中目標値を2点下げることができる。「精2」なら目標値の低下は3点となる。 拡…拡散攻撃。目標と同じ至近距離エンゲージに存在するものにもダメージを与える。エンゲージにいる他のすべてのユニットについて、それぞれに対する命中目標値とはじめの命中判定のダイス目を比べ合い、命中したかどうかを決定すること。  例:命中判定でのダイス目が10、8、7、5、2だった場合、敵A(命中目標値5)に対する成功数は4個だが、敵B(命中目標値8)に対する成功数は2個になる。 この攻撃の破壊力はそのままで、貫通力が2点低下する。「拡2」なら近距離エンゲージまでダメージが拡大し、至近エンゲージにおける貫通力の低下は2、近距離においては4と、離れるにしたがって2点ずつ低下していく。以下「拡3」「拡4」も同様。 範…範囲攻撃。被害が一定の範囲内に存在するユニットや建造物すべてに影響する。影響のおよぶ範囲は上記「拡」と同じだが、距離によるダメージの減衰は起こらない。 反…高反動の火器。移動しながら、あるいは宇宙空間で機体を固定せずに撃つと、命中目標値が1点上昇する。「反2」なら2点上昇する。 F…フルオート。フルオート火器のなかでも特に発射速度が高く、集弾によるダメージの増加が発生する。命中判定の成功数が相手の回避判定の成功数を2個上回るごとに、破壊力が1段階増加する。「F2」なら1個上回るごとに1段階、破壊力が増加する。 慣…慣性によって威力を増すタイプの武器。主に格闘武器。水中や宇宙空間で使用すると(水の中などであることのペナルティに加えて)貫通力が2点、「慣2」ならば4点、「慣3」なら6点…と低下していく。これによって貫通力がゼロ以下になったら、その武器は使用できないものとみなす。 両…両手持ちを前提とした格闘兵器。サイズさえ許せば片手でも使用可能だが、その場合は貫通力が2点低下する。あるいは、貫通力に機体のパワーが関係しない武器の場合、命中目標値が2点上昇する。 拡散・範囲の属性を持つ武器で地面や空間のある一点などを攻撃できるかどうかは、その武器によって異なる。 たとえば投下される爆弾などは地面に着弾することで周囲の目標を巻き込むだろうし、逆に目標を外したミサイルなどは爆発することなくどこかへ飛んでいってしまうだろう。 近接信管を持つ兵器や特殊な誘導兵器などは、敵に命中させずとも炸裂させることができるかもしれない。詳細はGMが決定すること。