■矩形編集

キャラクターのimageが一通り出来たので制作キットに同梱されているアレエディターでcell.gcdを作成します。 cellとは簡単に言うと作ったimageのどの部分を使うか決める(矩形編集)
矩形編集で設定した画像をどの位置に表示してどの部分に重なり・食らい・攻撃判定をつけるかの、、、
まあ大まかに言えば2通りの作業の事を指します。
昔のエディターは矩形編集とcell編集の機能が分かれていましたが
現在のバージョン1.00用のアレエディターでは機能が統合されています。


なおアレエディターの起動が出来ないという方(XP より前のWindowsのユーザー)は
GDIPLUS.DLLという物が必要になりますので各自で用意して下さい。




まず最初にアレエディターを起動します

新しく作業を始める場合はcellファイル自体が存在しないので 最初に空のcellファイルを新規作成しなければなりません。

まずはエディタのファイルタブの保存をクリック 『cell.gcd』と名前をつけて保存しましょう。


保存場所は使いたいimageが置いてある場所と同じ所です。

場所を間違えるとエディタがimageを見つけられらない為、編集作業が出来ません。


さっき作ったcell.gcdファイルをエディタで読み込みます。 次にエディタの矩形編集タブをクリック。 ビットマップの項目で設定したいimageを選択
(現行の8頭身ギコはimageを途中から使っているのでimage9.bmpを選択します)

imageは1〜12まで選べます。つまり1キャラクターで絵を描けるimage.bmpは12枚までという事になります。 (イメージのサイズは問いません)

編集は矩形指定モードになっていることを確認します。 基本的に重心指定モードを選ぶ事は無いと思いますので特にこの編集モードを気にする必要はありません。

使いたい絵の部分をドラッグして範囲を決めて決定ボタンを押します。
これで矩形番号の1番に今選択した範囲が登録されました。
選択範囲を修正したい場合は修正作業を行いたい矩形番号を選択して
もう一度範囲指定して決定ボタンを押せば矩形データが上書きされます。

ちなみに決定ボタンは右クリック、次の空き番号に移るにはShiftボタンを押しながら
右クリックする事でも行う事ができます。
作業に慣れればこちらの方法を使うほうが効率が良いです。

※エディタのバグだと思うのですが範囲指定作業を一定回数繰り返すと作業中に
選択や保存が出来なくなってエディタを再起動をしないといけない状態になることを確認しています。
私の環境では回数的に20数回分程度の決定作業ぐらいで発生するみたいです。
保存はマメに行うようにお願いします。

現在選択中のimageの矩形編集が終わったらビットマップコンボボックスで
次のimageを選択して↑の作業を繰り返し行います。
必要な部分を全て設定すると矩形編集作業は終了です。



■上で説明していない矩形編集のその他の機能


「矩形編集全般タブ」
@<< >>
矩形番号を10進めます。

AFIND
矩形範囲が設定されている番号にジャンプします。

BBLANK
空いている矩形番号にジャンプします。
数字の大きい番号へのジャンプはShiftボタンを押しながら右クリックすることでも代用出来ます。

C消去
選択した矩形番号のデータを消去します。

Dビットマップコンボボックス
編集するビットマップを切り替えます。


「矩形編集toolタブ」

E空の矩形を消去する

矩形領域に含まれるピクセルをチェックし、全てが透明色であった場合にその矩形を消去します。 ビットマップの読み込みに失敗している場合は全データが消去されることになるので注意してください。
データ整理用。

F矩形番号を整理する

空の矩形がある場合、それを消去して全体の番号を詰めます。 このとき、セルが参照している矩形番号も適切に変更されます。 データ整理用。



必要な矩形の切り出しは完了しました。
次はオフセットや判定を決めるcell編集に移ります。



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