■cell編集(オフセット)

作成した矩形データの位置決めを行う作業です。
編集番号1〜99番はデフォルトセルとして予約されており、
あらかじめどんな絵をどの番号に入れるのか 決められています。(食らい動作やガード等)
とりあえずここでは設置番号の事は置いておいてcell編集の流れを説明します。




まず最初にcell編集のマウス操作タブでマウス編集モードのオフセットにチェックを入れます。

これで矩形データの位置決めが出来るようになりました。

次に全般タブで矩形データを置きたい番号を選択します。

矩形操作タブで割り当てる矩形番号で使いたい絵を選んで 絵をドラッグして位置決めをします。

絵の中心が中央の十字線の真中に来るようにセットします。 キャラクターの足元は横線に合わせる様にします。

上の絵は連続動作の一部なので次のcellに移ります。
その前に今設定したcellをコピーしておきます。
全般タブの編集、コピーボタンを押します。
セル番号の▲を押して次の番号のcellを編集します。

次のcellに移ると全般タブの貼り付けで今コピーしたcellデータを貼り付けます。

矩形操作タブの編集する矩形インデックスの項目で1にチェックを入れます。

矩形操作タブの割り当てる矩形番号で前の続きの絵を探してきて
コピーしてきた前の絵に合わせるようにセットします。

コピーした前のcellの絵の上から次の絵を位置決めする事により
一連の動作のcellごとのズレ修正を簡単に行う事が出来ます。
cellごとに位置決めを調整すると動きが綺麗に見えるようになります。


編集する矩形インデックスで0にチェックを入れてeraseボタンを押します。 するとコピーしてきた前の絵が消えます。


toolタブの矩形入れ替えで0⇔1ボタンを押します。 これで0番と1番の矩形が入れ替わって今作った1のデータが0番目に来ました。

別に何番に矩形を置こうがゲーム中には変わりませんがここでは次の編集の事を考えて 元の位置に戻してあります。

通常一つのcell内では8個まで矩形パーツを組み合わせる事が出来ます。
例えば8ギコの下段強攻撃では

0・斬激エフェクト右
1・斬激エフェクト左
2・刃物左
3・刃物右
4・8ギコ

数字が大きい場所に置いてある矩形データ程、手前に表示されます。
ちなみにパーツ分けが8個でも足りない場合、全般タブの次のセルとリンクする
にチェックを入れると次の番号のcellを使って更に使用可能パーツ数を増やす事が出来ます。




■cell編集(判定矩形)

上で編集したcellに判定をつけます。


判定矩形編集モードにチェックを入れた時のみ、3種類の矩形が表示されます。

@赤い四角が重なり判定です。
ゲーム中ではお互いのこの矩形が重なったときに、互いに斥力を受けます。 また、相手の攻撃矩形が自分のこの矩形に衝突したときに攻撃を喰らいます。 要するにこれ一つで食らい判定も兼ねているという事です。

A黄色い四角が喰らい判定です。
赤矩形(重なり判定)同様、相手の攻撃矩形との衝突判定が行われますが、 ただし赤色矩形(重なり判定)と重なっても斥力を受けません。 簡単に言うと攻撃は食らうが相手と重ならないという事です。

B青い四角が攻撃判定です。
この矩形が相手の赤、または黄色矩形に衝突したとき、攻撃が当たったことになります。

注:複数のセルがリンクしていても、ゲーム中で有効なのは先頭セルの矩形のみです

まずは重なり判定から設定していきましょう。 マウス操作で判定矩形にチェックが入っている事を確認して 重なり判定を設定したい範囲をドラッグします。

次に矩形決定の重なり(1)ボタンを押します。 すると今選択した範囲に重なり判定がつきます。 食らい判定や攻撃判定も同じ方法で設定していきます。

一種類の属性につき最大3箇所まで矩形を設定できます。 また一度設定した矩形を消したい時は画面をクリックして 消したい矩形のボタンを押せばOKです。

※この作業も矩形編集の時と同じで時折エディタが固まってしまうことが あるのでマメな保存をお勧めします。



■その他の機能

上では使っていない他の機能を紹介します。



○マウス操作タブ

・オフセット(微調整)
内容はオフセットと同じです。ただしマウス操作時の移動量が小さくなります。

・マーカーポイント設定
クリックすると十字型の図が表示されます。 セル間のキャラクターの位置決めに使います。画面を拡大縮小表示しても動きません。 ゲームデータには全く影響しません。

・none
マウス操作を受け付けなくなります。 エディタを起動した時はこの設定になってます。 全体を通しての動きを見るときしか使わないかな?



○矩形操作タブ

・X反転
チェックを入れると作業中の矩形が左右に反転します

・Y反転
チェックを入れると作業中の矩形が上下に反転します

・A
選択中の矩形の透明度を変更します。
標準は1で数値を下げるほど透明度が高くなります。

・scaleX
選択中の矩形を左右に拡大します。

・scaleY
選択中の矩形を上下に拡大します。

・rot
選択中の矩形を回転させます。

○表示タブ

・表示倍率
画面を25%から400%の間で変更出来ます。

・マーカーON
マウス操作のマーカーポイント設定のマーカーを表示するようにします。

○tools

・指定位置に空セルを追加する
例えば300番に設定してボタンを押すともともとあった300番のcellを301番に押しのけて 300番に空のcellが作成されます。

○その他

cell編集画面の背景色を変更出来ます。 ゲームには一切影響しないので見やすい背景色に変更しましょう。



ほとんど作成キットのマニュアルに載ってある事と同じような内容ですが
cell作成の流れを書いてみました。 image作成から読んだら一応キャラクターの
絵とセルは作れるようになった筈・・・ マニュアルをベースに自分なりに簡単に書いてみたのですが
これを見ても内容が全く理解出来ないのなら キャラ作成は無理かと思われます。。。
たぶんそんな方は居ないと思いますけど;

ここに載ってない機能は私も使ったことの無いものなので詳しい説明はできかねます(^^;



前へ戻る topに戻る 次へ進む