メモリとは?
メモリーとは、作業をするスペースです。
つまりその容量が大きいほど一度に作業を多くできます。
メモリ増設をすれば作業をするスペースが増えて一度に多くのデータを読み込めます。
効果は以下のようにあります。
・パソコンの立ち上げが早くなる
・マルチウインドウ機能の上昇(同時にたくさんウィンドウを表示できる)
・ソフトウェアの起動や作動を早くする。
・動画やフラッシュを素早く読み込むことが出来る。
といった効果が期待されます。
もし、成功すれば劇的に変化します。
今のメモリを確認する
あなたが今使っているパソコンのメモリ容量を確認しましょう。
WindoesXP の場合 マイ コンピュータ→右クリック→プロパティ[R]
WindoesME の場合 スタート→プログラム→アクセサリ→システムツール→システム情報で確認できるはずです。
▲管理者KTAの増設前
WindoesXPユーザの方は特に重要な点ですが、Windows XPの推奨スペックはメモリ128MB以上ですが、実際は快適に起動させるには512MB以上は欲しいものです。
予算・PCに合ったメモリを選ぶ
一番重要なメモリ選びです。適当に選ぶと悲惨な目に遭います!
この点で予算も重要ですが一番重要なのはPCに合ったメモリを選ぶことです。
というのは、メモリには相性という物があり相性が悪いと正常に稼動しません。
相性というのは、メモリー同士の組み合わせやマザーボードが関係していると思われます。
一番失敗しやすいのがメモリー同士の組み合わせによる相性かもしれません。
ですがメモリー同士の相性の解決方法はあります。
簡単な事です。メモリーを二枚とも付ければ解決します。
マザーボードとの相性ですが、まずマザーボードの種類を理解しましょう。
メモリの選び方はチップセットによって変わります。
チップセットによって最大の容量も限られます。
あなたが使用しているマザーボードの対応メモリを理解しないといけないでしょう。
パソコンのマザーボードを換えていなければパソコンの機種で分かります。
パソコンの機種を知っておきましょう。
チップセットの種類を調べる
始めに一番オーソドックスな方法を紹介します。
WindowsXPの場合:
まず、コントロールパネルから【画面】を開いてください。
その次に設定のタブをクリック。 次に詳細設定(V)をクリック、最後にアタプタのタブをクリック。 図U↓
管理者のパソコンをまたまた例えに出しますと、
Silicon Integrated Systems社製 SiS740を搭載しているPCなので、DDR-DIMMを選びました。
買ったのは永久保証付きのI-O DATAさんのDDR400シリーズPC3200 512MBです。
メモリの性能はいろいろな表現方法があります。
・CL=パソコンのメインメモリに使われるSDRAMの性能指標の一つで、読み書きが行われるまでにかかる遅延時間のことをCLといいます。
CL2やCL2.5などがありますが、この値が小さいほど性能が良いです。
一般的にはデスクトップパソコンにはDIMMノートパソコンにはSO-DIMMタイプのメモリを使います。
また、メモリとUSBメモリはまったく違うものです。USBメモリ=データを保存して持ち運ぶ為の物。
メモリを購入する
メモリーには四種類あります。SDRAM・RDRAM・DDR・DDR2など様々な種類があります。その中で一番自分のパソコンに合った物を選びましょう。
パソコン対応表(一部):
Chip Set | 対応メモリー |
ATI CrossFire Express 3200 | DDR2 |
Intel 975X | DDR2 |
Intel P965 | DDR2 |
Intel G965 | DDR2 |
Intel 925XE | DDR2 |
NVIDIA nForce 680i | DDR2 |
NVIDIA nForce 590 SLI Intel Edition | DDR2 |
対応製品検索:BUFFALO I-O DATA ELECOM Princeton
メモリの相場は一枚\5,000〜\60,000程度です。
256MB=\5,000〜 512MB=\12,000〜 1GB=\20,000〜 を目安にしてください。
バルク品を利用すると格安で手に入ります。 なんと1GBのメモリを\10,000で買えます。
ですが安定性や保証はありません。永久保証の物などが安定しているでしょう。
理由としてワケアリ商品が多いから。
どちらを買うかはあなたのご自由ですのでご判断に委ねます。
取り付け
メモリーを注文して届いたら早速メモリーを付けてみましょう。取り付けは、パソコンメーカーも無保証なので壊れても知りません。
ですから、念のためにバックアップを忘れないでください。
詳しい事は後で説明します。
1.まず、パソコンの電源を切ってください。
2.コンセントやUSBコードをはずしてください。

3.金属に触れ、静電気を放電する。
4.ドライバーでカバーをはずす
▲ドライバーをテコにしてあける。
5.メモリーの空きソケットにメモリーを挿し込む。




解説
ここでは詳しい解説をします。まず、1.電源を切るですが、これは普通にシャットダウンしてください。
※必ずバックアップはこの前に取っておいてください。
2.コードを抜く
3.金属に触れ放電するの理由はメモリーが静電気に弱いからです。必ず放電しておきましょう。
4.ドライバーでカバーをはずす一部パソコンでは異なる場合があります。
5.メモリーの空きソケットに挿し込むですが、垂直にいれないとなかなか入りません。結構力がいります。 裏と表を間違えないよう注意しましょう。
そしてメモリが増えているか確認・・・
手順は先ほどと同じ。
▲管理者KTAの増設後
ちゃんと増えていたら成功です! 増えていなかったら挿し込みが上手くいっていない可能性があります。