描写方式 †
DeepMilkPlayer2は、以下の2つの描写方式を選択できる。
おすすめは、次の順番である。
MoonJeno?(MJ) †
DirectX Video Acceleration (DXVA)に対応した方式。
DXVAは、グラフィックボードのハードウェア再生支援を利用するため、 動画を再生したときにCPU負荷が小さくなる。
動作には、DXVAに対応した環境(Windows7?以上、DXVA対応のデコーダなど)が必要。
- メリット
- デメリット
- DXVAに対応した環境が必要。
- シークのレスポンスが悪い?(自分だけ?要検証
DeepMilkVideoRenderer?(DMVR) †
描写にVideoMixingRenderer9(VMR9)を使わず、独自に描写する方式。
また、MJを選択してMJが動作不可能な環境な場合、この方式が使われる。
設定方法 †
オプション→コメント→描写→全般→描写方式から描写方式を選択する。
各描写方法におけるCPU使用率 †
- H264 1280x720 29.97fps(sm15282971)を再生した時の比較。検証環境は開発環境を参照。
- 動画プレイヤーとしての性能を見るため、コメントファイルは削除し非読み込み。
- 参考としてMedia Player Classic - Home Cinema(MPC-HC DXVA有効)、BoonPlayer?(BP)、NicoPlayer?(NP 60fps)を載せている。
- 左からMPC-HC、DeepMilkPlayer2、BP、NPと並んでいる。
- DeepMilkPlayer2については、下の段に左からDMVR、DMF(旧方式)、VMR9(旧方式)、MJと描写方法別に並んでいる。
- 縦軸がCPU使用率であり、目盛りの最大値が100%である。
- 純粋な動画プレイヤーのMPC-HCにおけるCPU使用率は、5%と低い値だった。
- DeepMilkPlayer2のDMVR、VMR9におけるCPU使用率は、20%前後と同程度であった。
一方、MoonJeno?はMPC-HCと同程度の5%であり、DXVAが使われ、負荷が低いことがわかった。