(症状と、その克服方法)

SADは最近、新聞の広告などでも目にすることが多く、すでにご存じの方もいると思いますが、社会不安障害と言われる症状の英語の略式名称になります。

これは対人恐怖症や、あがり症と言われている症状と同じ事なのですが、アメリカで社会不安障害つまり、SADと呼ばれることが多くなり、日本でも、この影響を受け、この名称を使うお医者さんや製薬会社が増えてきています。

こういう聞き慣れない新しい名称だと、何だか新しい病気のように感じてしまいますが、昔からすでにあった対人恐怖症などと全く同じものなのです。

なお、具体的には、下記にまとめたような形で現れることが多いです。

ただ、症状の現れ方は千差万別ですが、適切な対応をしていけばSSRI(抗うつ剤)や社会不安障害治療薬といった薬を飲まなくても充分、改善しているものなのです。

今は心療内科や精神科などの病院に行くとSADなどと言う病名を付け、薬で治そうとする傾向が強くなっていますが、この方向では根本的な治療にはならないと思います。

つまり、SADと言われている症状は、もともとセロトニンなど脳内の異常から来る病気ではないからなのです。

心配性や内向的、負けず嫌いといった特徴を持つ神経質性格という内的要因を持った人が、人前での緊張や症状を自分の意識で変えることが出来るといった誤った認識に引きずられ、緊張や症状だけに目を向け、これを無くそうとするマイナスの行動を繰り返すことで起こるようになった、いわば、マイナスの癖から来る症状だからなのです。

つまり、SADはタバコを吸ったり、お酒を飲む癖がついている状態と同じだと言えるのです。

ですから、いくらSSRI(抗うつ剤)や抗不安薬といった薬によって症状を表面的に押さえ込んだとしても、この元になっているマイナスの癖が直らない限り、根本的な改善には結びつかないのです。

しかし、SADは神経症の症状の一つですから、森田療法などの精神療法により治療していけば、充分、マイナスの癖を治し、症状を克服していけるものなのです。



<SADの主な症状>

・結婚式や葬儀などの記帳で手が震えてしまう。(書けい

・会合など人前で話す時に緊張し声が震えてしまう。(対人緊張

・人が大勢いるような状況で、おならが出てしまう。(ガスおなら恐怖症

・教室や職場などで、お腹が鳴る音が他の人に聞こえ恥ずかしい。(腹鳴り

・男性用トイレで人が側にいると緊張し用が足せなくなってしまう(排尿恐怖症

・人前で顔が赤くなってしまう。(赤面症

・人前で緊張し、汗が異常に出てしまう。(多汗症

・周りの人が気になってしまい食事が取れない。(外食恐怖症

・授業中など何度もトイレに行きたくなる。(心因性頻尿

・口下手や無口なことで劣等感を感じている。(性格的劣等感

・人前であがってしまう。(あがり症




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参考ホームページ
1.対人恐怖症を初めとする神経症とは(治療と克服)
2.(メールカウンセリング)MT心理カウンセリングルーム


最終更新日 2016.12.31